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2002年3月

包神鉄路　敖包溝〜沙沙汽台　2002年1月1日

立ち昇る三条の煙、錯綜するブラスト音。 興奮と感動に身震いし、二度と目にすることのないであろう眼前の光景を、全身全霊を込めて切り取り、コダクロームに定着させる。 　この時の訪中は、まさにこの列車のための旅行だったかもしれない。 無煙化に向け、着実に勢力を伸ばしつつあるディーゼル機関車。 その一方で、次々と火を落として行く蒸機．．．。 　三重連が来るか来ないかはわからない、運がよければ何本も撮影できる。 1999年から2000年にかけて同地を訪問した時は、100％蒸機で一日で4〜5本撮影できた。 しかしこの時は、結局この列車のみ三重連だった。 時の流れを、痛いほど思い知らされた旅であった。

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