山陽本線　姫路駅　1999年9月26日

相生で撮影を終え、姫路に先回りする。 姫路では5分間の停車時間があり、その間に写真が撮れる。 今日、この列車にだけはどうしても乗っておきたかった。 さんざんやったお別れ乗車シリーズの、総決算である(^_^;)。 　急がず、慌てずに大阪まで走って行く、223系より10分よけいに時間をかけて。　明石までは約30分、なんとも絶妙な時間だ。　席を確保し、駅で買ったビールを飲む、やけに苦い．．．。 　加古川を出たあたりで日は沈み、明石に着く頃にはかなり暗い。　それでも最後の姿を焼き付けたくて、ブレるのを覚悟してシャッターを切る。　3〜4枚撮影すると、列車は動き出した。 　見えなくなるまで、ホームに残る。　赤いテールランプが、建物にかき消された瞬間、夢のような4年間のシティーライナー復活劇は幕を閉じた。

山陽本線　明石駅　1999年9月26日

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