1999年8月8日　山陽本線　大久保〜魚住

半逆光に車体を鈍く光らせる、117系のトップナンバー編成C-1。 実はこの編成イレギュラーな存在で、本来ならば国鉄時代からの原色を纏わねばならないんだけど、福知山線仕様の白に緑の帯が入っている。 　通称福知山線カラーの車両は、この編成を除いてすべて300台に改番されており、室内もラッシュ対策として、扉から戸袋窓のすぐ隣りのユニットの窓まで、ロングシート化されている。　室内は原形を保ったままなのに、外部塗装が変更されているといった、いわば変形車(編成)だ。 　ちなみに登場以来の編成をバラすことなく今でも保持している数少ない個体でもある。　いっそのこと次の検査で、原色に戻してくれればいいのだけど．．．。

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