近代建築の好きなディテイルのひとつに、窓が挙げられる。　一つの窓をいろんな形に区切っている。　その区切り方にもいろんなデザインがあって、それを見ているだけでも楽しい。 　たぶん当時は、板ガラスのサイズが小さく、大きな物は高かったんじゃないかと思う。　それでこういった具合に一枚の窓を区切って、窓自体の大きさを保ったまま、ガラスの大きさは小さくしたんじゃないだろうか？ 　窓の周囲の装飾も各階で異なっており、なかなか興味深い。　金属製の雨戸？もこの手の建物にしては珍しいと思う。
神戸市垂水区　2000年8月1日

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